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おせちに入ってる赤いぐるぐるは何?赤い実の意味についても

おせち

新年の食卓を華やかにいろどってくれる「おせち」。

美味しいおせちはお正月の楽しみのひとつですよね。

黒豆の横にいつも添えられている赤いぐるぐるした食べ物はいったい何?
赤い実がおせちに入っている意味は?

そのほかネットの口コミもまとめました。
(※2022年9月時点の情報です)

おせちに入ってる赤いぐるぐる・赤い実は何?

ちょろぎ

ちょろぎ(長呂儀)・ちょろぎ(長老喜)とも書く。

名前が分からなくても、「赤いぐるぐるしたやつ」「赤いミシュランマン」「赤い💩」と言えば「あれね!」となる人が多いのではないでしょうか。

おせちの黒豆のそばにいることが多い、赤いぐるぐる。

名前は「ちょろぎ」といいます。

年末近くなるとスーパーでも売り出されるようになり、おせちにおめでたい彩りを添えてくれる名わき役です。

ちょろぎは中国が原産とされており、シソ科の一種であのぐるぐるは地下の根の先にできる根茎と言われる部分。

じゃがいもやレンコン、しょうがなどと同じで「茎」の部分を食用としています。

もともとは白っぽい色をしており、形や色がイモムシに似ているため、はじめて見る人はドキッとしてしまうかも。

中国では蚕に似ているため、「草石蚕」とも呼ばれているそうです。

日本には江戸時代に持ち込まれ、栽培が始まりました。

大分県竹田市や広島県福富町、岡山県、岩手県、福島県、秋田県が産地として有名です。

収穫時期は11月から1月にかけてで、ちょうどおせちの時期と重なっています。

かつては日本全国で栽培されていましたが、収穫の機械化ができず、収穫した後の洗浄や整形にも手間がかかるため収益を上げるのが難しいところや、生産に時間がかかり大規模栽培に向かないところから次第に生産者が減ってしまいました。

さらに農家の高齢化や、中国からの輸入も生産が減る原因となっています。

しかし近年ちょろぎの効能が注目を集めており、ふたたびちょろぎを名産にしようとする地域もあるそう。

国産のちょろぎが手軽に買えるようになるといいですね。

赤い実の意味について

ちょろぎは、お正月の縁起物としておせちに入れられることが多い食材です。

漢字では「長老喜」「長老木」「長老貴」「千代呂儀」「千代呂木」などとも書き、長寿を願う意味が込められています。

おめでたい字ばかりで、お正月にぴったりですね。

赤い色には魔除けの意味もあり、黒豆に添えることで「まめに元気に働き、長生きする」という願いにも通じています。

おせち以外にも、長寿を願うお祝い事に使われることもあるそうです。

ちょろぎの効能

:脳細胞を活性化させる
:腸内の善玉菌を増やし、環境を整える
:胃かいようを防ぐ成分がある
:冬虫夏草(漢方)に近い効能がある

ちょろぎに含まれる成分が、低酸素状態にある脳細胞を活性化させるのに有効という研究結果があるそう。
(平成元年・京都薬科大学・山原助教授による研究)

これにより、脳梗塞や認知症への効果も期待されています。

またちょろぎの炭水化物にはでんぷんが含まれていなくて、すべてオリゴ糖とのこと。

オリゴ糖には整腸作用があり、腸内の善玉菌を増やすはたらきがあります。

ちょろぎに含まれるアクティオサイドという成分には強力な抗酸化作用があり、胃かいようになるほど胃酸が強く分泌されてもそれを中和してくれるはたらきがあるそうです。

冬虫夏草はおもに免疫増強作用・抗腫瘍作用・抗菌作用・滋養強壮作用などがあります。

高級漢方としても有名ですね。

ちょろぎには、これらに準ずるはたらきがあるそうです。

小さなちょろぎにこんなにたくさんの効能があるなんて驚きですね。

長寿を願っておせちに使われることが多いちょろぎ。

実際に脳細胞を活性化させたり、胃かいようを防いだりするなど健康で長生きできる効能があるのが頼もしいですね。

おせちにちょろぎを入れないところも

関西から西側の地域ではちょろぎを入れない

関東から北の地域ではおなじみのちょろぎですが、おせちに入れない地方も多いようです。

「おせち料理の話題になったけど、”ちょろぎ”なんて知らない」「初めて聞いた」という人も多いのではないでしょうか。

おせちの中でも地域性がとくに強い食材のため、「見たことない」「売ってない」という人もいるようです。

関西から関東に来てはじめて知った!という人は、そのフォルムにびっくりするみたいですねw

関西地方とそれよりも西の地方ではおせちにちょろぎを入れない家庭が多く、ちょろぎそのものを知らないという地方もあるようです。

一方宮崎県などちょろぎが名産の土地もあり、そこでは親しみを持ってちょろぎが食べられています。

ちょろぎは全国的に見ても生産数がとても少ないため、食べる・食べないが大きく分かれる食材といえるのかもしれませんね。

ちょろぎのネットでの評判

フレンチ料理にも使われる

おせちでは赤い酢漬けとして食べることが多いちょろぎですが、白いちょろぎはフレンチなど普通のお料理に使われることもあるそう。

ちょろぎのかき揚げや味噌漬けなども人気があります。

ちょろぎ自体には強い味がないため、塩漬けや酢漬けにするとパリッとした食感になります。

また加熱調理すると少しほくほくとしたユリ根やにんにくのような食感になり、違った美味しさが楽しめるそうです。

食感の違いを生かし、茶碗蒸しやお吸い物に入れたり、さっと塩ゆでしてサラダや和え物、マリネにしたりもできます。

下ゆでしてバターをからめ、肉料理の付け合わせにしたり、炒め物や天ぷらにしても美味しいそうです。

白いちょろぎが手に入ったら、ぜひチャレンジしたいですね。

コンビニで手に入る

ちょろぎは梅味のお菓子として、コンビニや100均で売っていることもあるそうです。

管理人の近所のコンビニには残念ながらありませんでしたが、お正月以外でもちょろぎを食べたい!となった時には、コンビニを探してみるといいかもしれません。

きょろ漬けとしても売っている

宮崎県の珍味として販売されている「きょろ漬け」はちょろぎを甘酢に漬けたものです。

宮崎県では主に高千穂周辺で食べられているそうで、それ以外ではあまり見かけないそう。

生産量が少ないため、地域限定になってしまうのかもしれませんね。

よく分からないが美味しくて好き

ちょろぎの意味や効能は知らないけど、「美味しいから好き!」という人はとても多いようです。

形も見慣れれば気にならないし、ポリポリとした食感やちょっと酸っぱい味はクセになりますよね。

お酒のおつまみにもぴったりなので、売られている時に大量買いするという人も。

縁起が良いだけでなく、脳や体にも良いちょろぎ。

今度はよく味わいながら食べてみようと思います。

まとめ

おせちに入ってる赤いぐるぐるは「ちょろぎ」という根の先にできる根茎。

赤い実の意味は、お正月の縁起物としておせちに入れられることが多い。

関西から西側の地域では、おせちにちょろぎを入れない

白いちょろぎはフレンチ料理にも使われる。

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割烹料亭千賀監修 おせちの千賀屋


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