チルアウトは、コカ・コーラが販売している次世代リラクゼーションドリンク。
リラックス効果のほか、緊張の緩和や筋肉の疲労回復、安眠作用、ストレスの一時的な軽減効果が期待でき、ヘンプシードエキスが入っていることでも話題になりました。
この記事では「チルアウトは体に悪いって本当?」について紹介しています。
また「チルアウトの危険性」や「キマる」という噂についても調べました。
参考になったら嬉しいです♪
(※2024年1月時点の情報です)
チルアウトドリンクが体に悪いのは本当?
チルアウト、リラクゼーションドリンクとして売られてますが
スッゴい批判的意見多いんですねw
面白いw麻の実使ってるからなんでしょうねw
大麻と勘違いしてるのかな?個人的にだけど、子供にモンスター飲ます方が絶対体に悪いと思ってるわ
— 今日くん (@UpRobust) July 27, 2022
チルアウト(CHILL OUT)は、2016年にI-ne(アイエヌイー)が開発した「次世代リラクゼーションドリンク」。
I-neはヘアケアブランドの「BOTANIST」やドライヤーなどの「SALONIA」、シャンプーの「YOLU」などの美容ライフスタイルブランドを手がけているビューティテックカンパニーです。
チルアウトは2019年に日本コカ・コーラと共同出資した会社から発売になり、現在はコカ・コーラが完全子会社化した会社から販売されています。
世界的企業であるコカ・コーラが販売に携わっていることから、そんなに健康に良くない飲料ではなさそうですが…。
「チルアウトは体に悪い」「悪くない」という両方の口コミを紹介します。
チルアウトは体に悪いという声
騙されたと思ってチルアウトというヘンプシード、つまり麻の種を使ったドリンク飲んだけど
これ身体に良くない味がするから買うのは一度きりかな
(ヘンプシーオイルもそうだけどここ最近ギリギリ脱法していないものが身近にありすぎてるな?)— $∀NN₱AИИ (@noxwano) May 4, 2022
チルアウトは仕事終わりや夕食後のリラックスタイム、休日のオフタイム、気分を切り替えたい時におすすめのドリンクと言われています。
気力を充実させるエナジードリンクとは反対の効果があり、心や体をリラックスさせてくれるところが人気です。
でも、人によっては「体に悪そう」「体に無理させてる気がする」と感じる場合があるようです。
寝つきも夢見も悪いから試しに逆エナジードリンクのチルアウトを飲んでみたけど、プラシーボ効果かもしれないけど眠剤飲まなくてもすっと眠れて夢も嫌な夢見なかった pic.twitter.com/PLmYVHV6bV
— ヒロ(人間失格) (@hiro0096) April 26, 2021
「チルアウトドリンクは体に良くない気がします。体を強制的にリラックスさせてる感があります」
「飲むと倦怠感が強くなる。気分が悪くて横になりたくなるのはリラックスしてるからとはいえないような…」
「吐き気がしたから多分体に合ってない」
と、チルアウトの効果が合わなかったという口コミがありました。
一方で、「倦怠感があるものの、睡眠はいつもより深く、よく眠れた」という意見もあり、人によっては「飲んだら眠くなる」効果もあるようです。
体に悪いとまではいえませんが、作業中や運転中に飲むのは少し注意した方がいいかもしれないですね。
ただ、これらのネガティブな口コミは、全体からするとごく一部なので、ほとんどの人にとってはほどよいリラックス感を楽しむことができるドリンクといえそうです。
チルアウトは体に悪くないという声
・エナドリ→カフェイン(体に良くはない)等の作用で無理やり起こす&起きる時間が長くなって作業をすすめられる
・リラクゼーションドリンク(チルアウトはこれ)→自然に含まれるリラックスをサポートする成分や香りで落ち着きを促して、リラックスした状態で作業効率を高める
飲料オタク特有の早口 pic.twitter.com/kHjKDxlzxy
— ゆきな (@migelo_olegim) April 17, 2021
「チルアウトは体に悪くない」という口コミがほとんどでした。
チルアウトには、体に悪いと言われる保存料や着色料が含まれていないんです。
人工的なイメージとは反対に自然派で、さらにノンカフェインなので、寝る前にも安心して飲めるところも人気なんですね。
チルアウトに含まれているのは、体をリラックスさせてくれる次の成分です。
・GABA・L-テアニン・ヘンプシードエキス・ホップエキス
「GABA」は野菜や果物に多く含まれるアミノ酸の⼀種で、植物由来の原料と乳酸菌由来のGABAが入っています。
脳内の興奮物質のはたらきを抑えてくれる効果があり、ストレスや不安の軽減の効果が期待できます。
GABAが含まれた食品は、リラックスした心地よさを感じるサポートをしてくれるんですね。
「L-テアニン」は、主に茶葉に含まれる成分です。
脳内でセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質が作られるはたらきを促し、リラックス効果をもたらしてくれます。
L-テアニンは注意力や集中力を向上させるはたらきもあるので、心地よいリラックス感と同時に、クリアな状態を保つサポートもしてくれるそうです。
日本人には古くからなじみのある、お茶の成分なところは安心できますね。
「ヘンプシードエキス」は、麻の種(ヘンプシード)から抽出された成分です。
ヘンプシードには栄養価の高いオメガ脂肪酸やタンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれていて、スーパーフードと呼ばれることも。
美容と健康の両方に嬉しい食品なんですね。
ヘンプシードエキスは身体の健康をサポートしつつ、リラックス感や心身の安定も促してくれます。
「ホップエキス」を抽出するホップは、ビールの香りや苦味をつける植物として知られていますよね。
ホップエキスにもリラックス効果があるので、おもに睡眠の質を改善するために使用されているそう。
不眠改善や心身のストレス軽減に役立ってくれます。
また、ホップには抗酸化作用もあるため、健康にもポジティブな効果をもたらしてくれるんですね。
・果糖ぶどう糖液糖(国内製造)・ぶどう果汁・オレンジ果汁・ヘンプシードエキス・ギャバ・ホップエキス/炭酸・酸味料・テアニン・香料・V.C
含まれているアレルギー成分(特定原材料等28品目)はオレンジのみ。
オレンジがアレルギーの原因になる人は、注意が必要といえそうです。
でも、これらを見ると、チルアウトには体に良くないと言われる添加物は入っておらず、カフェインや眠くなる成分も含まれていません。
「チルアウトは体に悪い」というのはイメージであり、実際には体に悪い成分は入っていないということが分かりますね。
チルアウトの危険性についての噂
チルアウト買いたいんだけど、親に危ないからやめとけって言われた……
チルアウトって危険なの、?
— (@ux_xu0005) July 23, 2022
「チルアウトは危険」「飲んだら危ないドリンク」というイメージもあるようです。
でも調べたところ、具体的な「危険性」についての口コミは見当たらず、「危険性はない」という意見がほとんどでした。
ただ、ごく一部の意見で、「飲んで1時間くらいで眠気が来る」「運転しながら眠くなってきた」という人がいるようです。
チルアウトには睡眠導入剤のような眠くなる成分は入っていませんが、リラックス効果は人によって違うので、心地よいリラックス感が眠気になってしまう場合もあるのかもしれません。
運転中や仕事中に飲むのは避けた方がいいかもしれないですね。
とはいっても、「飲んだけど猛烈な眠気が来たのは最初だけで、その後は飲んでも気分が穏やかになるだけだよ」と、そこまで強烈な睡魔に襲われるというわけではないという意見もありました。
これも人によって感じ方が違うといえそうです。
そういえばチルアウト=危ない
って言う感じで麻薬の成分入ってるってあるけど
麻の実だっけ?それは普通に七味唐辛子にも入ってるのねまあ要するに問題ないのね~— ❄️ねるギツネ❄️🦊💤🎨 (@gingitune_neru) October 11, 2021
ほとんどの人は安全な飲み物として、チルアウトのリラックス感を楽しんで利用しているようです。
チルアウトが危険といわれる理由
「チルアウト リラクゼーション」を引き換えで飲んでいたのですが、ヘンプシード(麻の種)エキス配合らしく。ちなみにヘンプとは産業用の麻で依存性や危険性は無く合法だ。いいね。
— イディアル ㌠ (@idealsounds) April 19, 2023
入っている成分には危ない成分がまったく含まれていないのに、チルアウトが「危ない」「危険」と言われてしまうのは何故なのでしょうか?
それは「ヘンプシードエキスが含まれているから」といえそうです。
チルアウトの成分である「ヘンプシードエキス」は、先でも紹介したように、ヘンプシードから抽出されるエキスです。
ヘンプシードは大麻から採れる種のことで、麻の実として知られています。
このヘンプが、「大麻」=「危ない・危険」と誤解されているようです。
たしかに「大麻」と聞くと「危ない」「やばい飲み物?」と思ってしまいますが、ヘンプシードは大麻の麻薬成分を含まない、安全な”食品”です。
大麻の毒性や中毒性はなく、反対にとても栄養価が高い種(シード)で、良質なたんぱく質やミネラル、食物繊維が含まれています。
最近は欧米を中心に、スーパーフードとして注目を集めている食品でもあります。
ヘンプシードというと、最近は「CBD(カンナビジオール)」関連で聞いたことがある人もいるかもしれません。
CBDはヘンプ特有の「カンナビノイド」という栄養成分のひとつで、ストレスが強くかかりがちな現代の生活に、新しいリラックスの形を与えてくれる人気の成分です。
CBDと大麻の陶酔性成分「THC(テトラヒドロカンナビオール)」はまったく違うものです。
ヘンプシードはTHCがほとんど含まれていない産業用のヘンプなので、安全に使うことができます。
チルアウトには、CBDそのものは入っていません。
またヘンプシードエキスを摂取すると、リラックス効果や緊張の緩和、筋肉の疲労回復、安眠作用、ストレスの一時的な軽減などが見込めます。
ストレスにさらされやすい現代、ヘンプシードは「健康的に過ごしたい」「ストレスをやわらげたい」という目的で使用されているんですね。
ハイになりたい・キメたいという目的のために使うTHCとは根本的に違うので、チルアウトは安心して飲めるドリンクといえそうです。
チルアウトを飲むとキマるという噂は本当?
”キマる”とはどんな状態なのでしょうか?
主に薬物やアルコールを摂取した時に、「ハイな状態や酩酊状態」になっていることを指しているようです。
とくに向精神性の薬物を摂取して酩酊状態になることを意味することが多く、「トリップする」「ラリる」「酩酊する」「トランス状態になる」「キめる」「トぶ」「我を忘れる」などと同じ意味を持っているようです。
「ハイになる」「高揚感・万能感」があったり、「多幸感でぼーっとした状態」「とろんとした状態」でもあったりするようですね。
「チルアウトを飲むとキマる」という噂は本当なのでしょうか?
調べたところ、「キマる!」「別にキマらない…」という両方の口コミがありました。
両方の意見を紹介しますね。
チルアウトを飲むとキマるという意見
風呂上がりにチルアウト飲むとキマるって聞いてさっそく買って飲んだらキマった pic.twitter.com/XGHe1rhROB
— 米 (こめ) (@komekamo) November 24, 2021
SNS特有のオーバーな言葉で「キマる」と書いている人もいるようですが、チルアウトを飲んで実際に薬物を摂取したような感覚になる可能性はとても低いです。
これは先でも紹介したように、チルアウトには薬物の成分は含まれていないので、睡眠導入剤のような眠くなる成分や、人によっては覚醒作用が大きいカフェインも、そもそも入っていません。
なので、ハイになる効果はないんですね。
ただ、人によっては、リラックスをうながす成分が「心地よさ・安心感」「眠気」につながる可能性があるため、「キマった」ような感覚になる場合があるかもしれません。
でもあくまで「感覚」なので、実際に薬物を使ったような強烈な酩酊状態や全能感・多幸感は味わえませんし、中毒性ももちろんありません。
ある意味当たり前なのですが、「ハイになりたい・キメたい」目的でチルアウトを飲んでも効果はないといえますね。
チルアウトを飲んでもキマらないという意見
チルアウトで落ち着くとかキマるとか言ってるやつ、ぜひ七味と鳥の餌の麻でキマるか検証してほしい
— SUVマニア (@Gigalo_Maniax) November 3, 2021
調べてみると、「チルアウトを飲んでも別にキマらない」という意見がほとんどでした。
そりゃそうだw
とくにハイになる効果はほぼないと言っていいかもしれません。
先でも紹介したように、人によってはリラックスをうながす成分が「心地よさ・安心感」「眠気」につながるため、(まるで薬物を使ったかのような)上質なリラックス感が「キマる」という言葉で表現されているのかもしれませんね。
SNS上ではオーバーな言葉で「キマる」と書いている人も多いですが、チルアウトは「キメられない」ドリンクといえます。
でも心地よいリラックス感が得られたり、筋肉の緊張緩和や安眠効果、ストレスの軽減効果は感じられるという人が多いようです。
その結果、頭がすっきりしたり、仕事がはかどるという人も。
そういう意味では、チルアウトは安全に摂取できて体に悪くない”キメられる”ドリンクなのかもしれないですね。
チルアウトは仕事の合間やオフタイム、お休み前のくつろぎタイムや読書や趣味の時間にぴったりな飲み物です。
またサウナやお風呂のお供にも、ほっと一息つきたいときに。
ぜひチェックしてみてくださいね♪
まとめ
チルアウトは、コカ・コーラが販売している次世代リラクゼーションドリンク。
リラックス効果のほか、緊張の緩和や筋肉の疲労回復も期待できるが、体に悪いという人もいる。
体に悪いという意見の多くは、「体に無理させてる気がする」と感じる場合があるから。
チルアウトには体に悪いと言われる保存料や着色料が含まれていない。
チルアウトが危険といわれる理由は、ヘンプシードエキスが含まれているから。
チルアウトを飲むとキマるという噂については、SNS特有のオーバーな言葉で「キマる」と書いている人もいるが、当然ながら薬物やアルコールを摂取したような「ハイな状態や酩酊状態」になることはない。