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おせち料理の意味は?いつ食べるのかについても

おせち

新年の食卓を華やかにいろどってくれる「おせち」。

日本の伝統的な食事で、美味しいおせちはお正月の楽しみのひとつですよね。

普段あまり食べない黒豆や数の子などはお正月ならではの食材ですが、いったいどんな意味があるのでしょうか?

おせちはいつ食べるのがいいの?

そのほかネットの口コミもまとめました。
(※2022年9月時点の情報です)

おせち料理の意味

おせちは、日本人がお正月に食べる定番の料理。

懐石料理と同じようなコース料理になっていて、大きく分けると「祝い肴」「口取り」「焼き物」「酢の物」「煮物」で構成されていることが多いようです。

おせちは重箱に詰めるのが一般的ですが、これにもちゃんとした意味が。

「幸せを重ねる」というおめでたい意味が込められています。

また、最近販売されているおせちは二重や三重の箱が主流ですが、本来は「四重」の箱が正式な形です。

これは完全な数と言われる「三」にもうひとつ重ねた「四」を表すと言われていて、上から「一の重」「二の重」「三の重」「与の重(四は”死”を連想させて演技が悪いため)」と呼ばれています。

何番目のお重に何を詰めるかも正式には決まっていますが、最近は自由なものも増えているようです。

家庭で手作りする時などは、あまり気にしなくてもいいかもしれませんね。

一の重

:祝い肴・口取り
かまぼこ、栗きんとん、伊達巻き、田作り、数の子、黒豆、きんぴらごぼうなど。

■かまぼこの意味
紅白や松竹梅の柄などでおめでたさをあらわす。
赤は魔除け、白は清浄さの意味も。
飾り切りで鶴や松などをかたどることもある。

■栗きんとん
漢字で「金団」と書く。
黄金にたとえて金運を呼び込む縁起物。

■伊達巻き
巻き物に似た形から、「知識を得る・増やす」という願いが込められている。

■田作り
カタクチイワシの稚魚を干して飴炊きにしたもの。
昔カタクチイワシを農作物の肥料にしたところ、豊作になったので「五穀豊穣」の願いが込められている。
ごまめとも呼ばれ、「五万米」の字を当てることも。

■数の子
ニシンの卵の数がとても多いことから「子孫繁栄」を願う縁起物。

■黒豆
「邪気祓い」の意味と、「黒くなるほどマメに」という勤勉に働けるようにとの願いが込められている。

■たたきごぼう
ごぼうは地中深く根を張って育つので、「家の基礎が堅牢である」ことを願うとされている。

二の重

:焼き物
鯛やブリなどの焼き魚、海老やカニをはじめとする海の幸

■鯛の姿焼き
「おめでたい」の語呂合わせだけでなく、七福神のひとり・恵比寿さまが持っている魚なのでハレの日にふさわしい縁起物。

■ブリの照り焼き
ブリは稚魚から成魚になるまで名前が変わる「出世魚」。
立身出世の願いが込められている。

■海老
ゆでるとお年寄りのように腰が曲がることから、「長寿」の願いが込められている。

三の重

:酢の物
紅白なますなど

■紅白なます
紅白の水引をかたどっているとされ、平安や平和を願うもの。

与の重

:煮物
里芋やくわい、レンコンやにんじんなど山の幸を使った煮物、筑前煮など
(※地域や家庭によって違いがあります)

■煮はまぐり
左右の貝がぴったりと合うのはひとつしかないことから、「夫婦円満」を象徴する縁起物。

■昆布巻き
「こぶ」は「よろこぶ」に通じるため、縁起が良いとされている。
また「子生」とも書き、子孫繁栄の願いを込めることも。

■レンコン
穴の開いた様子から「先が見通せるように」という願いが込められている。

三段重の場合は一の重に祝い肴と口取り、二の重に焼き物と酢の物、三の重に煮物を詰めます。

二段重の場合は一の重に祝い肴と口取り、二の重に煮物を詰め、残りは好みに合わせて振り分けるとよいそうです。

たくさんの種類があるおせち料理、全部用意するのは大変!という場合もありますよね。

そんな時は「祝い肴三種」と呼ばれる代表的な三つのお料理とお餅だけでもおせちの形が整い、お正月を迎えられると言われています。

関東では「黒豆・数の子・田作り」、関西では「黒豆・数の子・たたきごぼう」が「祝い肴三種」となっています。

「三」には完全な数という意味があり、この三種をそろえれば、とりあえず「おせち!」という形になるそうです。

おせちを作る時、買う時は欠かさずに用意したいですね。

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おせち料理の由来

おせち料理のはじまりは、なんと1000年近くも昔の平安時代からと言われています。

中国から「暦(こよみ)」が伝わり、宮中で季節の変わり目となる日「節日(せちにち)」に、儀式と宴が開かれるようになりました。

これを「節会(せつえ)」と呼び、大切な宮中行事のひとつになっています。

その中でもとくに大事なものは、元日(一月一日)、白馬(あおうま・一月七日)、踏歌(とうか・一月十六日)、端午(五月五日)、豊明(とよのあかり・十一月)で「五節会(ごせつえ)」と呼ばれ、重要視されていたそう。

この「五節会(ごせつえ)」にふるまわれた料理が「御節供(おせちく)」と呼ばれており、「おせち」の語源になったと言われています。

今のおせちは江戸時代から

宮中からはじまったおせち料理が、庶民にも広まったのは江戸時代と言われています。

「節日」が幕府によって正式に祝日と制定され、幕府の公式行事となったのです。

これは今でも「五節句」として伝わっています。

五節句には庶民の間でも豪華な料理がふるまわれるようになり、なかでももっとも大切なお正月に出す料理がいちばん豪華になりました。

これが現代まで続くおせち料理のルーツと言われています。

重箱に詰めるようになったのは江戸時代後期から明治時代ごろ。

「幸せを重ねる」という意味のほか、ふたをすることで保存しやすく、お正月の挨拶に来たお客様にもそのままふるまえることから広く定着していったようです。

明治時代には現在のお重につめた形が一般的になりましたが、このお正月に食べるお料理を「おせち」と呼びあらわすようになったのは戦後になってからだそうです。

ルーツは1000年以上あるのに、呼び名としてはまだ100年もたっていないと思うと不思議ですね。

現在のおせちを作る意味

昔は”「五節会(ごせつえ)」にふるまう料理”だったり、お正月に「歳神様」にそなえ、その年の豊作や家族の健康を祈るための料理だったおせちですが、現在ではその作る意味も変わってきているようです。

コンビニや24時間営業のスーパーが一般的でなかった昔は、お正月になるとほとんどのお店がお休みになっていました。

そのため年末に食糧を買い込んで保存のきく料理をつくり、お正月はそれを食べて過ごす、という家庭が多かったです。

酢の物や煮物は日持ちがしますが、苦手だったという人も多いのではないでしょうか。

おせちはおめでたい料理であると同時に、保存食でもあったんですね。

また、お正月に台所で働かなくてもいいように作っておくという意味もあるようです。

おせちを食べながら何もしないでダラダラ過ごす…というお正月、いいですよねw

実際はそうもいかないところが残念ですw

おせちはいつ食べるのが正解?

お正月に食べる

日本のほとんどの地域では「元日(元旦)」におせちを食べ始めるそうです。

管理人もとくに意識せずおせちはお正月(元日)に食べるものと思っていましたが、実はお正月に食べない地域もあるそうなんです!

大晦日(12月31日)に食べる

調べたところ、北海道と東北地方の一部では「大晦日のごちそう」としておせちを食べる習慣があるそうです。

これは、おせちを「お正月を(これから)迎える」ことを祝う料理として食べるからとか。

確かに元日は「お正月を(既に)迎えた」日、ともいえます。

どちらもお正月を祝うことには変わりなく、おせちに込められた願いは同じですよね。

一年を無事に終え、また新しい一年を幸せに過ごせるよう祈るおせち。

食べるタイミングはそれぞれですが、美味しいおせちを食べながら素敵な新年を始められたらいいですよね。

まとめ

おせちは、「幸せを重ねる」というおめでたい意味から重箱に詰められている。

本来は「四重」の箱が正式な形。

おせち料理のはじまりは、1000年近くも昔の平安時代からと言われている。

宮中行事のひとつで「五節会(ごせつえ)」にふるまわれた料理が「御節供(おせちく)」と呼ばれており、「おせち」の語源になったと言われている。

おせちはお正月に食べるのが一般的だが、北海道と東北地方の一部では「大晦日のごちそう」としておせちを食べる習慣がある。

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